食後すぐには・・・

こんにちは、ナカムラです。

みなさんは食後直ぐに「歯磨きする派」ですか？
実は、食後直ぐの歯磨きは歯の健康に良くないらしいのです！

なぜか・・・

食後は酸の働きにより、アルカリ性の歯の表面が溶けて柔らかくなっており、その状態で歯磨きをすると、歯が擦り減ってしまいやすいようなんです。

でも、何もせず放っておくのも歯によくないのではないのか？

ここで大切な働きをするのが「唾液」なんです。

唾液には酸を中和する成分と、歯の成分であるカルシウムなどが含まれています。
食後、1時間くらいで酸を中和し、唾液中のカルシウムが歯の表面に付着し、溶け出した歯の表面を補ってくれます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（これを唾液の「再石灰化」作用といいます）

食後も大切だが、食事中から気をつけられることはあるのか？

酸性のものを飲食しながら、牛乳やチーズなど、カルシウムを多く含む食品を一緒に食べると、溶け出した分を補ってくれるようです。
また再石灰化を促進させるガムやカルシウムペーストがで販売されているので、購入してみるのもいいかもしれないですね。

小さい頃は「食べたら直ぐに歯磨きしなさい」と口うるさく言われたものですが、今まで常識と思っていたことが実は非常識だったりするんだなと、ハッとさせられます。

かめあり南口整体院　　ナカムラ