舌・二枚?巻く?

こんばんは、ナカムラです。



今日は「口」の話です。



働きは・・・
・食物を細かく砕き、唾液と混ぜ合わせる
・声帯で発する音の共鳴箱
・舌での味の感受性
など・・・・





ここからは、口のなかでも働きものの「舌」を解説します。

まずは味を感じる器官名と分布範囲です。
舌の表面には、味を感じる器官「味蕾・みらい」が点在します。
集中する場所は?
舌の前3分の2(茸状乳頭・じじょうにゅうとう)
舌の後側部  (葉状乳頭・ようじょうにゅうとう)
舌後部    (有郭乳頭・ゆうかくにゅうとう)
に集まっています。





では、味蕾からどのように味が脳に伝わるのか?


・味蕾で味刺激が受け取られる
      ↓
・鼓索神経と舌咽神経を介して・・
      ↓
・大脳に伝えられる


鼓索神経は舌の前3分の2の味蕾に、舌咽神経は舌の後ろ3分の1の味蕾に分布するようです。


  
ちなみに・・・
舌の味の感受性は
甘味と塩味⇒舌の先
酸味   ⇒舌縁
苦味   ⇒舌根

味覚を感じる意外の働きは
食べ物を舌によってのどに送り込む働きや、舌の動きや口の動きによって言葉を発する働きなど
普段あまり気にとめていませんが、舌は重要な働きをしているんですね。




「二枚舌」なことはせず、周囲が「舌を巻いて」感心してくれるぐらいの生活を送りたいものです。




かめあり南口整体院  ナカムラ